食べたもので僕の身体も心も出来ている

食べたもの呑んだもの記録

辛島文雄 meets ジョージ大塚 Special Session

2015年08月28日
これを聴かない訳にはいかなかった。

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辛島文雄 meets ジョージ大塚 Special Session」@新宿ピットイン

ピットインの新しいピアノの御披露目
リーダーは辛島文雄スペシャルゲストは彼の師匠・ジョージ大塚

残念ながらmeetsにはならなかった。

約1ヶ月半前、病に倒れた辛島さん、現在も入院闘病中
だが自ら選定したピアノ、一番初めに触れたかったという彼は、病驅を押してステージに登場
1曲限り、短い時間だが、ピアノソロを弾く。
40数日間全く触れることの出来なかったピアノから奏でられるその音色は、明らかにいつもとは異なり素人耳にも弱々しく不安定
だが強い意志と深い慈愛に満ちたその演奏は、美しかった、泣きそうになった、立って拍手を送らずにはいられなかった。エブリシング・アイ・ラヴ
ラジオから流れてきた辛島節を聴いてハマった私のジャズは、辛島文雄と共にある。

辛島さんのソロピアノの後は、ジョージ大塚・山口真文・岡崎好朗・池尻洋史、代わりのピアニストは今泉正明、ラストとアンコールの2曲はアルトの多田誠司が飛び入り参加

ジョージ大塚のドラムには、華がある。
私の好きなドラマー、森山威男・冨樫雅彦(故人)・奥平真吾・本田珠也・高橋信之介
ジョージさんのドラムは誰とも違う。
現時点で比較すればテクニック的には若い人達が上かもしれない。
でも明確に違う点がある。
華がある、スター・ドラマーなのだ。
う~ん、上手く言えない。

森山さん・辛島さんが還暦になった時に、還暦のおっさんの演奏じゃねぇよと思ったが。
(現役バリバリ、若い奴じゃ太刀打ち出来ないという意味ね)

ジョージ大塚、御歳78歳
マジか!?
超人じゃねぇか!
こりゃ森山さんも辛島さんもまだまだ辞める訳にはいかない。

という訳で
辛島さんには何が何でも病魔に打ち勝ち、まだまだ素晴らしいピアノプレイを続けてもらいたい。