食べたもので僕の身体も心も出来ている

食べたもの呑んだもの記録

唐画もんー武禅にろう苑、若沖も/田中一村と東山魁夷

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千葉市立美術館
「唐画もんー武禅にろう苑、若沖も」
http://www.ccma-net.jp/exhibition_01.html
田中一村東山魁夷
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2015/0908_2/0908_2.html

前者は千葉市立美術館の開館二十周年記念展、後者は所蔵作品展

前者の感想
好みの問題だが、やはり若沖が抜きん出ている。
出展数が少ないが、他の絵師の似たような作品と観比べるとその差は歴然、若沖の画には鋭さがある、締まりがある。

山水図について
俺は山水図が嫌いということがハッキリした。
父方の祖父の家に山水図が飾ってあり、子供ながらに何か厭だなぁと思っていたことを思い出した。

後者の感想
前者の入場者は無料、オマケみたいなもんだが、そのオマケのほうが観応えがあった。

初出の田中一村「椿図屏風」、東山魁夷の三部作「自然と形象 雪の谷間」「同 秋の山」「同 早春の麦畑」
これを観る為だけに訪れる価値がある。
もちろん、一村の代表作「アダンの海辺」は必観である。

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