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食べたもの呑んだもの記録

王禄 超辛純米 H23BY【島根・王禄酒造】

日本酒にあまり興味が無かった私が、興味を持つキッカケとなった酒

「王禄」

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目黒の居酒屋で初めて呑んだ時の鮮烈な印象は、今でもハッキリと覚えている。

その後居酒屋等で「王禄」という名前を見つける度に注文するのだが、どうもイマイチ・・・初めて呑んだ時のような鮮烈な印象がない。

「王禄」にも複数銘柄がある。
「丈径」や「八○」「渓」等
でもやっぱり一番は定番酒、なのだが今の定番酒の「超王禄」は、旨味が足りないというか膨らみが足りないというか、軽い感じがする・・・超が付く前のほうが美味しかったんだけどなぁ、と酒屋のお兄さんに話してみた。

「超王禄」と言うのは、今までの王禄を越えたいと言う気持ちを込めて銘柄を変更したそうで、作り方・中身は以前と同じだそうです。
ただ個人的には、王禄は多少寝かしても美味しいと思います。
蔵でも直ぐには出荷しないこともあるそうで、うちにも23BYがありますよ。

当然購入!

帰宅時でも冷えていたが多少時間が経ったので、念のため1時間程冷蔵庫に入れてから開封

「王禄 H23BY 超辛純米 春季限定酒 〈仕込み第13号〉無濾過生原酒」

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まずは冷やした状態で・・・これこれ!
香りは殆ど無し、一口含むと甘味と酸味がまずやって来る、追い掛けるようにして旨味が広がり、スッと消えていく、渋味一切無し

時間を置いて次に冷やを呑んでみる。
やはり香りは殆ど無し、一口含むと甘味、少し置いて旨味、酸味は弱め、渋味は無い、スッと消えていくのは冷やした場合と同じ
冷やした状態よりも全体的にボヤけた印象、食中には良い。

最後に禁断の燗、1杯だけ、ぬる燗
お茶っ葉のような香りが予想外、甘味以上に酸味が印象に残る、旨味は弱い、やはり後味はスッキリ

好みとしてはやっぱりこの酒はしっかり冷やして呑むのが良い。

裏ラベルによれば
アルコ―ル度:17%以上18%未満
日本酒度:+9.9
酸度:2.4
原材料名:米・米麹
精米歩合:60%
限定本数:270本